親が突然入院したら、最初にやること全部
【緊急対応から退院準備まで】

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「入院です」と言われた瞬間、頭が真っ白になりました。何を持っていけばいい?手続きは?お金は?——母の緊急入院を実際に経験して「もっと早く知りたかった」と思ったことを、すべてまとめます。この記事を最初から読めば、入院当日から退院まで、やることがぜんぶわかります。

📋 この記事の内容
  1. 入院当日〜24時間以内にやること
  2. 必要な持ち物【カテゴリ別完全リスト】
  3. 入院中にかかるお金の現実
  4. 家族がやっておくべき手続き
  5. 退院に向けた準備
⚠️ このページの情報は個人の体験談に基づくものです。病院・自治体によって異なる場合があります。手続きや費用の詳細は各機関にご確認ください。

1 入院当日〜24時間以内にやること

突然の入院連絡は、誰でも焦ります。でも最初の24時間でやるべきことは、実はそれほど多くありません。優先順位を決めて、一つずつ動きましょう。

🚨 最初の1時間でやること
  • 病院から渡された書類・同意書にサインする
  • 保険証・診察券・お薬手帳を持参する
  • 緊急連絡先として家族・兄弟に連絡する
  • 入院費用の支払い方法を確認する(現金・カード)

保険証・書類を準備する

健康保険証、診察券、お薬手帳は最優先で用意します。入院受付で一式まとめて提出することが多いので、クリアファイルにまとめておくと便利です。介護保険証もある場合は一緒に持参しましょう。マイナンバーカードを健康保険証として利用している場合は、カード本体を忘れずに持参してください。

入院同意書・手続き書類にサイン

病院から複数の書類が渡されます。手術や処置が必要な場合はその同意書も。焦らず内容を確認してサインしましょう。わからないことは遠慮なく看護師・ソーシャルワーカーに聞いてください。

高額療養費制度の「限度額認定証」を申請する

これを事前に用意しておくと、窓口での支払いが自己負担限度額までで済みます。加入している健康保険(会社の保険組合・協会けんぽ・国民健康保険など)に連絡して申請します。後から申請しても払い戻しは受けられますが、窓口での一時負担を減らすなら入院直後に動くのがベストです。

当面の持ち物を揃える

入院初日に最低限必要なものを持参します。翌日以降に追加で持ち込むものは急がなくて大丈夫。まずは「今夜を乗り切る」ものだけに絞りましょう。

職場・兄弟・関係者に連絡する

家族や兄弟への連絡は早めに。介護の分担が必要になる場合もあるので、状況を共有しておきましょう。職場への連絡も忘れずに。

母の緊急入院のとき、私は「保険証を持ってきてください」と言われたのに、どの保険証か一瞬わからなくなりました。健康保険証と介護保険証、両方必要でした。焦っているときほど頭が働かないので、事前にどこにあるか把握しておくことをおすすめします。

限度額認定証は、入院が決まってから申請しても間に合いました。協会けんぽはオンラインで申請できるので意外と簡単です。

⚠️ 見落としがちな重要ポイント:パスワード・暗証番号の確認

入院後に本人が意識を失ったり、意思疎通が難しくなるケースがあります。その前に、以下を必ず確認・共有しておきましょう。

  • 銀行・キャッシュカードの暗証番号
  • スマートフォンのロック解除PIN・パスコード
  • マイナンバーカードの暗証番号
  • 各種サービス(医療機関のオンラインシステム等)のID・パスワード
  • 保険証・通帳・印鑑の保管場所

「元気なうちに聞いておけばよかった」という後悔は非常に多いです。入院が決まったら、できるだけ早く確認しておいてください。

2 必要な持ち物【カテゴリ別完全リスト】

「何を持っていけばいいか」は入院の状況(急性期・リハビリ・長期)によって変わりますが、ほぼ共通して必要なものをカテゴリ別にまとめます。

💡 病院によってはパジャマ・タオル・歯ブラシなどのレンタルサービスがあります。入院が決まったら「何のレンタルがありますか?」と確認してみてください。荷物を大幅に減らせる場合があります。

📄 書類・手続き関連(最優先)

持ち物備考リンク
健康保険証 / マイナンバーカード必須 マイナ保険証利用の場合はカード本体を持参。忘れると自費扱いになることも
介護保険証必須 介護認定を受けている場合
診察券必須 既に通院している場合
お薬手帳必須 服用中の薬を医師が確認
限度額認定証推奨 事前申請で窓口負担を抑えられる
緊急連絡先メモ 家族・ケアマネ・かかりつけ医など リヒトラブ ツイストリングノート メモサイズ
リヒトラブ ツイストリングノート メモサイズ
印鑑 自治体・病院による

🧥 衣類・日常生活用品

持ち物備考リンク
パジャマ(2〜3セット)レンタルあり 前開きが点滴・検査に便利 介護用前開きパジャマ
JINGAIWANG 前開きパジャマ 上下セット 綿100%
🛍 楽天
下着・靴下必須 洗濯できない場合は多めに 介護用 ゆったり靴下
QQOLi 介護士監修 ゆったり靴下 3足セット
室内履き必須 スリッパ禁止の病院も。滑らないものを あゆみ かかとつきスリッパ
あゆみ かかとつきスリッパ(徳武産業)
タオル・バスタオルレンタルあり 各2〜3枚。サイズ指定がある場合も 速乾フェイスタオル まとめ買い
ダナウェイ 速乾フェイスタオル 10枚セット
ティッシュ(1箱) 備え付けがない病院も多い スコッティ ティッシュ まとめ買い
スコッティ フラワーボックス 60箱
軽い羽織り 病室の冷房が効きすぎていることが多い ナースリー カシミヤタッチカーディガン
ナースリー カシミヤタッチ カーディガン 介護

🪥 洗面・衛生用品

持ち物備考リンク
歯ブラシ・歯磨き粉必須 電動歯ブラシは使用確認を Ora2 トラベルセット
Ora2 トラベルセット 歯ブラシ+歯磨き粉
ボディソープ・石けん 旅行用の小さいサイズが便利 レック こころ想い ボディソープシート
レック こころ想い 水のいらないボディソープシート
シャンプー・コンディショナー 入浴できる状態になってから使用 コモライフ 水のいらない泡シャンプー
コモライフ 水のいらない泡シャンプー 200ml
洗面用カップ 割れにくいプラスチック製。うがい・薬服用に スケーター 大人用安定コップ
スケーター 大人用安定コップ 350ml
マスク・除菌シート 感染予防に。多めに持参 アイリスオーヤマ 不織布マスク 120枚
アイリスオーヤマ 不織布マスク 120枚入
大人用紙おむつ寝たきりの方 病院支給の場合もあり。事前確認を アテント 夜1枚安心パンツ
アテント 夜1枚安心パンツ 14枚
🛍 楽天

📱 デジタル・便利グッズ

持ち物備考リンク
スマホ・充電器必須 2m以上の長めケーブルがおすすめ エレコム USB-C ケーブル 2m
エレコム USB-C ケーブル 2m 急速充電
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イヤホン必須 大部屋ではテレビ視聴に必須。有線が安心 片耳イヤホン 有線 病院用
Fame Project 片耳イヤホン 有線 病院・テレビ用 3m
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延長コード コンセントがベッドから遠い場合に重宝 エレコム 電源タップ 3個口 3m
エレコム 電源タップ 3個口 3m
モバイルバッテリー 充電できない時間帯の備えに UGREEN モバイルバッテリー 軽量
UGREEN モバイルバッテリー 10000mAh 小型軽量

🛋 快適グッズ(長期入院ほど重要)

持ち物備考リンク
アイマスク・耳栓 大部屋では消灯後も光・音が気になる ホットアイマスク 充電式
aimeve ホットアイマスク 充電式 3D立体型
小さめクッション・枕 病院の枕が合わない方に Vivrella 携帯枕 低反発
Vivrella 低反発 携帯枕 コンパクト
ストロー付きウォーターボトル 横になったまま飲めるストロータイプが便利 小森樹脂 ストロー付きコップ
小森樹脂 倒れない ストロー付きコップ 300ml
箸・スプーン・カップ 支給されない病院も。プラスチック製が安心 岩崎工業 ラストロウェア トリオセット
岩崎工業 ラストロウェア トリオセット
メモ帳・ペン 医師への質問・体調記録に リヒトラブ ツイストリングノート メモサイズ
リヒトラブ ツイストリングノート メモサイズ

イヤホンは「売店で買えばいい」と思っていたのですが、病院の売店は品揃えが少なく割高でした。Amazonで事前に買っておく方が断然よかったです。有線イヤホンで十分です。

延長コードは本当に持っていってよかった一品。ベッドからコンセントまで遠くて、充電しながらスマホが使えない状況が続いていました。

📋 印刷対応の持ち物チェックリストはこちら →

3 入院中にかかるお金の現実

「治療費だけ払えばいいと思っていた」——退院時の請求書を見て、多くの人が驚きます。治療費以外の費用が毎月じわじわとかかります。

🩲
大人用おむつ
2〜3万円/月
使用量による
👘
パジャマ・タオルレンタル
1万円前後/月
300〜500円/日
📺
テレビカード等
5,000円程度/月
利用状況による
🛏
個室代(差額ベッド)
4,400〜13,200円/日
全額自己負担
💡 高額療養費制度は「治療費(保険適用分)」にのみ適用されます。おむつ・パジャマレンタル・テレビ・個室代は対象外で全額自己負担になります。長期入院では月3〜7万円以上かかることも。

うちの場合、リハビリ病院での費用は月約15万円でした。医療費の自己負担分に加えて、おむつ・パジャマレンタル・テレビカードが積み重なっていく感じです。「治療費だけ」と思っていると、退院時の請求書を見て驚くことになります。

💰 費用の詳細はこちら →

4 家族がやっておくべき手続き

入院中、本人が動けない間に家族側でやっておくべき手続きがあります。後回しにすると退院後に慌てることになるので、入院中に少しずつ進めておきましょう。

介護保険の申請(まだの場合)

要介護認定を受けていない場合は、入院中に申請を進めておくのがベストです。結果が出るまで約1か月かかるので、退院後すぐにサービスを使うには早めに動く必要があります。ケアマネジャーに代行してもらうのが一番スムーズです。

ケアマネジャーへの相談

すでにケアマネジャーがいる場合は、入院の報告と退院後のケアプラン見直しを相談しておきましょう。退院後に必要な福祉用具(介護ベッド・手すりなど)の手配も、退院前から動いておく必要があります。

医療ソーシャルワーカー(MSW)への相談

転院や退院後の生活に不安がある場合は、病院の医療ソーシャルワーカーに相談しましょう。費用の相談、リハビリ病院の紹介、在宅サービスの情報提供など幅広く対応してくれます。「MSWさんに相談したい」と看護師に伝えれば繋いでもらえます。

高額療養費の申請

入院費の自己負担が高額になる場合、高額療養費制度で払い戻しを受けられます。限度額認定証を事前に取得していれば窓口負担を抑えられますが、後から申請しても払い戻しは受けられます(申請期限:診療月の翌月1日から2年以内)。

自宅の退院受け入れ準備

退院後に自宅で介護が必要になる場合、部屋の環境を整えておく必要があります。介護ベッド・手すり・車椅子などの福祉用具は介護保険でレンタルできます。ケアマネジャーに相談すれば業者を紹介してもらえます。

📋 介護保険の申請方法の詳細はこちら →

5 退院に向けた準備

退院は「病院を出る日」ではなく「在宅介護が始まる日」です。退院後の生活を見越して、入院中から準備を進めておくことが重要です。

リハビリ病院への転院を検討する

急性期病院での治療が終わったあと、すぐに在宅に戻るのが難しい場合はリハビリ病院(回復期リハビリテーション病棟)への転院が選択肢になります。集中的なリハビリを受けながら、在宅復帰に向けた準備ができます。主治医・医療ソーシャルワーカーに相談してみましょう。

在宅介護グッズを揃える

退院後に自宅で介護する場合、介護ベッド・手すり・車椅子・歩行器などが必要になることがあります。介護保険を使えば月々1割負担でレンタルできます。退院日に間に合うよう、退院の1〜2週間前から手配を始めましょう。

在宅サービスの手配

訪問介護・デイサービス・訪問看護など、退院後に必要なサービスをケアマネジャーと一緒に決めておきます。サービス事業者との契約も退院前に済ませておくと、退院当日からサービスを受けられます。

母が退院するとき、介護ベッドの手配を退院3日前に始めて、ギリギリ間に合いました。ケアマネジャーが業者を紹介してくれて、退院当日には設置が完了していました。でも本当はもっと早く動くべきでした。退院日が決まったらすぐに動き始めることをおすすめします。

🏃 リハビリ病院への転院について詳しく →

🛏 介護ベッド・福祉用具レンタルについて詳しく →